動物園に行ったわけですよ、息子が行きたいというので。で、チケットを買って入場したらすぐそこにジャガーとライオン。息子さぞ喜ぶだろうと思ったら、「見らん」と。まあ言い回しは僕の影響を受けてか博多弁もどきなのですけど、それはさておき。
一目散に駆けていく先は乗り物コーナー。汽車に乗るんだと。仕方ない、乗るか。ええっ、1人200円??親が子供と乗ると400円かよ。で、乗りました。2周しておしまい。息子「また乗る」と。「もう1回だけだよ、次乗ったらゾウさんを見に行くよ」「うん」の会話のあと、仕方なくもう一度乗って、800円。これけっこうバカにならない出費。
2回乗っても「もっと乗る」と言い張るので、こりゃきりがないということで抱きかかえて移動。息子泣き叫ぶ。隣のオナガザルのところで結構満足げに眺めてて、こりゃ良かったと思ってたら、乗り物コーナーの方から踏切の音が。音を聞いたら思い出すのは必然で、それは息子のせいではない。高らかに響く踏切の音。こりゃあ厄介だ。またまた抱きかかえて象の森へ。
京都市動物園にはつい最近子ゾウが数頭やってきてて、象の森は先週オープンしたばかりの施設。おお、子ゾウカワイイぞ。しかし息子泣き叫び続行。いやいや、もう汽車には乗らないから。で、また移動。踏切の音が届かないところは無いものかな。というわけで熱帯動物館みたいな名前の建物に入る。
そこでカメの展示前で30分ほど固まる。ずっと見てる。まあカメが意外に動いて面白いのもあるが、基本的には汽車に乗れないことでヘソ曲げてるんだな。そのうちにお昼の時間も過ぎていき、徐々に不機嫌に。汽車に乗れない不機嫌と重なってわけわからなくなってきた様子で、ご飯食べに行こうの提案にも何故か抵抗。動きたくないんだとか。仕方なく強制抱きかかえで園内カフェへ。うどんを食べ始めると徐々に穏やかになってくる。胃は正直だ。そのカフェは持ち込み禁止らしく、子供のおやつもあげられないので、急いで食べて外のイスに移動して、持参のおやつを食べさせてるところで大きめの雨粒が落ちてきた。もう帰ろうということになり、園を後にする。
結局息子、カメを30分、オナガザルを3分ほど見ただけの動物園でした。親の僕はキリンとトラくらいは見たかったけど、まあ仕方ない。動物園、入場料倍でいいから、乗り物フリーにしてくれんかなあ。
そんなわけで、明日は京都市内バスツアーに行くことに。観光バス会社のツアーなどではありません。バスの1日乗車券を買い、息子が乗りたがってるバスに一日中乗りまくるという企画。ちなみにバスの1日乗車券は500円。リーズナブルです。大人にとってはイベント感がまったくないんだけど、まあそれも仕方ない。育児ってそんなものなのかも。親の満足は二の次三の次です。